創立145周年記念庖丁式(後編)
庖丁式のあと、1年生のみリエゾンキッチンホールへ移動しました。ここは「第2の入学式」のような場で、担任の先生に呼名されて1人ずつ名前の刻まれた庖丁を手にします。受け取るときに「ありがとうございます」と笑顔になる生徒もいれば、実際の重さと刃物を持つ責任の重さで緊張が増した生徒もいました。どの表情からも、うれしさと真剣さが伝わってきます。
髙橋教頭先生から御祝いの言葉をいただきました。包丁を使って学習するのは、食文化創志科の生徒だけが認められているものです。料理を学ぶ大切な道具である一方、誰かを傷つけてしまうかもしれない危険なものであることも十分意識して扱わなければいけません。
保護者の皆さまも見守るなか、いよいよ包丁とご対面です。「初めて自分の包丁を見た気持ちを忘れないでくださいね」という教頭先生の言葉を聞いて、みんなで緊張しながら蓋を開けました。
説明を聞きながら、包丁を手にします。5種類も入っていることに驚く声もありました。
実習を担当する先生方からもご挨拶をいただきました。1年5組担任の柏葉先生は日本料理担当です。すでに授業で会っていますが、これから実践的な授業が始まりますね。話をしている二宮先生(西洋料理担当)と、中央の菊池先生(日本料理担当)は本校の卒業生です。頼もしい先輩方がいますから積極的に質問をしましょう。
少しずつ技術を磨いて、料理で周囲を笑顔にしたい!という夢を叶えられるように頑張りましょう!!