創立145周年記念庖丁式(前編)
庖丁式は起源が平安時代に遡る歴史ある行事です。右手に庖丁、左手に真魚箸(まなはし)を持ち、手を触れずに素材を捌くというもので、巧みかつ荘厳な技術披露が継承されています。
厳かに雅楽が聞こえてくるなか、生徒たちは静かに刀士・菅原会長の庖丁捌きを見つめます。
その技術の高さに生徒たちも関心ひとしきりでした。生徒代表で御礼の言葉を述べた3年5組郷右近乙希さんの言葉の通り、調理師を志す私たち食文化創志科の生徒にとって、とても貴重な経験でした。これまで以上に技術の向上に努めていきましょう。
東北割烹研究会庖丁式保存委員会の皆さま、本当にありがとうございました。