創立145周年記念庖丁式(前編)
4月19日(金)食文化創志科生徒、保護者、教職員約300名が一堂に会して庖丁式が行われました。創立145周年を記念して、東北割烹研究会庖丁式保存委員会の菅原会長による四條流庖丁儀式を披露していただきました。庖丁式は起源が平安時代に遡る歴史ある行事です。右手に庖丁、左手に真魚箸(まなはし)を持ち、手を触れずに素材を捌くというもので、巧みかつ荘厳な技術披露が継承されています。
厳かに雅楽が聞こえてくるなか、生徒たちは静かに刀士・菅原会長の庖丁捌きを見つめます。
春の門出に相応しい題「桜花の鯉」では、捌かれた鯉が桜の花びらのように見えます。
その技術の高さに生徒たちも関心ひとしきりでした。生徒代表で御礼の言葉を述べた3年5組郷右近乙希さんの言葉の通り、調理師を志す私たち食文化創志科の生徒にとって、とても貴重な経験でした。これまで以上に技術の向上に努めていきましょう。
東北割烹研究会庖丁式保存委員会の皆さま、本当にありがとうございました。