学校法人 朴沢学園 明成高等学校

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【4月8日】令和2年度始業式、入学式が行われました

 4月8日(月)新型コロナウィルス感染症対策により、例年とは違った形の年度始めとなりました。新任式、始業式、入学式ともに生徒たちは教室で校内放送を聞くという形式でした。

★新任式
 はじめに今回の対応について副校長先生から説明があり、その後校長先生から新任教職員17名の紹介がありました。新任者を代表して森事務長が挨拶しました。

  
★始業式
 校長先生の式辞に始まり、次いで海和教頭先生から教職員の紹介です。

 <校長式辞>
 
今日の登校は新型コロナウィルス感染症による休業措置の長期化に備えて、生活面・学習面での今後の準備の日と考えています。
 みなさんには「挫折力」を磨いて欲しいのです。失敗に落ち込んで引きずることなく、そこから何かを得て歩み続けるのです。そうすることで打たれ強く、己を知り、自分を磨く力が身に付きます。
 昨今のコロナウィルス感染症流行については「自分を守る、家族を守る」ということを考えてください。一方で長い休業期間に自宅学習により、「自分を磨く」ということを怠ってはなりません。この長期休業を無駄にすることは後々ツケが回ってきます。学校としてはこの期間の学習保障を考えています。
 最後にみなさんには東北人ならではの「辛抱強さ、生真面目さ」を期待しています。

★入学式
 校長先生より316名の新入生に対して入学許可が行われました。感染予防のため、国家CD奏楽、新入生呼名なしという形式をとりました。
 <校長式辞>

 コロナ感染症拡大によりこのような放送による式辞となり、残念です。明成高校は将来の夢に向かって頑張る皆さんを応援します。
 まず、授業についてですが、明日から14日までは休業となります。それ以降については追ってお知らせします。したがって、本日学校との連絡方法の確認を行いますので先生方の指示に従ってください。
 明成高校は創立140周年の節目として3つの改革を行い、今年度本格的に始動します。新校舎が完成します。校名が仙台大学附属明成高等学校となります。志を育て実学で未来を創る「創志」の理念に基づいた4学科がスタートします。
 皆さんに3つのお願いがあります。1つ目はコロナの状況をよく観察してください。世の中がどのように動いているのか、自分の頭で考え何が正しく何が間違っているのか検証してください。このことは将来似たような状況に置かれたときに冷静に判断できる力になります。2つ目はけじめある生活を送ることです。けじめの「け」は携帯の「け」、「じ」は時間の「じ」、「め」はめりはりの「め」です。携帯やスマホで時間を有効に使ってけじめある生活を送ってください。3つ目は命の大切さを知ってください。皆さんは親御さんにとってかけがえのない存在です。他人を傷つけることは許しません。いじめは犯罪です。
 「明けない夜はない」と言われます。コロナも必ず終息します。力を合わせて今を乗り切りましょう。ここ数週間の過ごし方が大切です。「辛抱強さ、生真面目さ」を期待しています。

<理事長挨拶>

 今回の新型コロナは、「人間が自然社会の一部であり、周りの自然と上手に付き合っていかなければならない」との忠告であるとも言えます。みなさんのこれからの将来を設計するにあたり、まず自然との付き合い方を考えなさいということかもしれません。明成高校はその考える手立てを新しく用意し、皆さんを受け入れることになりました。
 併設する大学である仙台大学の附属高校になるとともに、新しくスポーツ創志科を設置し普通科と併せ、4学科編成でみなさんを受け入れることとしました。みなさんは「仙台大学附属明成高等学校」という新しい器の第1期生です。
 「高大接続教育」「実社会接続型教育」という2つのキーワードをもつ他の高校ではあまり取り組んでいない新しい考え方での新たな学びです。みなさんにはこの新しい試みのパイオニアとなって充実した高校生活を送ってもらいたいと思います。

<新入生宣誓>  スポーツ創志科 小林亮太

 小学校1年からサッカーを始め、夢はサッカー選手になることです。スポーツについて様々な角度から学べること、設備などの練習環境が整っていることから、明成高校に進学を決めました。尊敬するサッカー選手の言葉に「意志あるところに道あり」とあります。将来のビジョンをしっかり持ち、新入生316名の仲間と切磋琢磨し、高めあっていきたいと思います。

この後クラス毎にLHRで自己紹介、担当の先生方の紹介、緊急メール登録、Classi登録、回収物確認などを行いました。



 






 

 

 


 


 

 

 

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