東北大会出場の壮行激励会が行われました。
平成29年度の宮城県高校総体の結果、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、女子サッカー部、剣道部男子団体、体操部男子団体と個人、体操部女子個人、陸上部個人が東北大会に出場いたします。その出場する部に対する壮行激励会が6月12日(月)1校時に体育館で行われました。校長先生の激励の言葉の後、生徒会長からの話、出場各部の部長からの決意の言葉がありました。以下、校長先生からの激励の言葉です。出場する部の皆さん、全力を尽くして頑張ってください。
「高校総体東北大会出場選手への壮行激励の言葉」
東北大会に出場する各部の選手の皆さん、東北大会への出場おめでとうございます。それぞれ、インターハイへの出場を決めて東北大会に臨む部、この大会にインターハイへの出場権をかけて東北大会に臨む部、そしてこの大会を最高のパフォーマンスの場とすべく東北大会に臨む部、置かれた状況は違いますが、厳しい練習が報われて東北大会という檜舞台に立つ皆さんを心から讃えます。そして、選手の皆さんを全校挙げて応援したいと思います。
各部の選手の皆さんには、東北大会に出場することを大いに誇りにして堂々と戦い、これまで練り鍛えた力と技を存分に出し切り、素晴らしい成績を持ち帰ってくることを期待します。そこで、是非とも持てる力を出し切ってもらうために、次の言葉を贈ります。
一つ目は、ここまで来て急に強くも弱くもなりません。ですから大会を意識し過ぎて、不安に苛まれてもっと頑張らなければとこれまでないような練習をしたり、必要以上に緊張して自滅することが多々あります。
大切なのは「いつものように、いつもの調子で、いつも力を出し切る」ことであり、そのためには、すべきことを一つ一つ確認して、集中して激しく持てる力を出し切れるよう平常心を保ち、冷静に準備をして、本番の試合に臨めるように心掛けることだと思います。
二つ目は、選手は選手でない部員の悔しい気持ちを思い、選手でない部員はプレッシャーの中で戦う選手のことを思い、1年生も2年生も3年生も、選手も選手でない生徒も一丸となって、チームの全体の力を発揮して戦うことです。
このことが、次のインターハイに、あるいはインターハイへの出場に、これからの新人大会や選抜大会に繋がる大会になると思います。そのためにも、先の試合は考えず、目の前に試合に全てを賭け、これで最後だという気持ちで全力を尽くして戦っていくことです。
三つめは、ここまで来たら結果を出すことのみです。負けた言い訳は必要ないし,誰も聞きません。負けることを恐れず、勝つことのみ、結果を出すことのみを考え、プライドやこだわりを捨て燃え盛る炎のようになって形振り構わず激しく激しくガムシャラに戦ってほしいと思います。
それが夢を追い続ける自分の夢実現のためであり、さらには一生懸命指導してくれる監督やコーチ、一生懸命応援してくれる家族や仲間に感謝の気持ちを表すことになるからです。
各部の選手の皆さんが、チーム一丸となって自分の力を出し切り、素晴らしい成績を持ち帰ることを期待して、壮行激励の言葉とします。
平成29年6月12日 校長 佐々木稲生